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仮称 上越飛行場(上越コミューター空港)建設にむけて
冬の鉛色の空が嫌いだと、離婚を決意して帰京した嫁がいたと聞いたことがある、笑い話ではあるが雪国高田のイメージを思えば、まんざら大げさな表現ではないともいえる。
先日も、出入りの業者と話していて、上越に出張から帰ると、まるで東北の遅れた過疎地域に来たような気がするとのこと、人も少なく明かりもあまりない、上越にいつもいるとほとんど気がつかないが、各地を転々としている営業マンの、この感覚もまんざら違うとも言えない状況がある。
唯一つ、直江津駅や高田駅には、いつもほとんどゴミが落ちていなく、実にきれいな街だという印象も強いそうだ。
上越の空は、暗いイメージのする“鉛色の空”が似合っているのかもしれないが、こと「航空機」となると、輝く銀色の翼をもった機体が悠然と離着陸をする姿は、空がどうのこうのではなく、誰が見てもやはり映えるものである。
飛行機というものの性質か、なぜかしらこどものころの好奇心や希望をかき立てるものがある、その地域の力強さと、多くの都市に向かって道が広がっているという発展感さえも同時に感じさせることがある。
発展している都市、地域には陸上交通網の他に海路や「航空路」というものが必ず設置されている、陸路、海路。航空路の3点セットではないが、情報化が進んだ現代、日本全国何処にいても交通網がきちんと整備された地域であれば、住民の生活環境ばかりではなく、産業や政治、民間の企業にとっても、立地の条件としては格段に良くなってくる。
特に、緊急災害時などの時は、航空輸送力の強さは陸路、鉄路にくらべて格段の機動性と即応性をもっていることは周知の事実である。
果たして上越に飛行場は必要なのか?などという、考えではなく、上越に飛行場があって当たり前であり、上越地域に適合したスケールの飛行場がないという方がおかしい。。。という考え方で飛行場建設を考察してみたい。
限られた資料であり、不備不足しているもの多数、文才なしの住民の文章ゆえ、不足部分や訂正部分があればご容赦いただき、一人でも多くの空港建設賛同者が増えることを願っている。
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平成19年8月吉日
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