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逆風?−最近の空港関連の報道について

H21年入り政権が変わり航空行政、特に国内飛行場に対しての風当たりが強くなっています。それでは、飛行場とは今後も継続して赤字を出し続けていく大きな箱物なのでしょうか?

また最近では、飛行場を作ることさえも「税金の無駄」であるとの報道が繰り返されていますが本当に無駄のものなのでしょうか。いかにも「飛行場そのものががいけない。と判断されかねないくらい多くのマイナーなイメージがオンエアーされています。

飛行場そのものは、実際に飛行機を利用する人が、現在どの空港でも年間何万人といるわけです、(何十万人の段階でしょうが)そして、その人たちにとっては交通の手段として十分に活用されているのですから、極端な報道のように空港そのものが税金の無駄使いであり悪であるという風に一言にはいえないと思います。

飛行場そのも自体は、悪玉ではないのです。また飛行場を作ることが税の浪費になるのではなく、成り立ちの経緯、そして運営、特に航空行政そのものの劣悪さが根本にあるからこような風潮となるのです。

現在の航空行政といいますと、報道でもよくわかるように採算が合わなくてもいい、とにかく各県に一つずつ作ればよい、地元もなんとしても我が県に飛行場をと、がんばって作ってしまった。

たとえば、その建設事業見積価格は、いわゆる大手ゼネコンの歓迎価格であり、天下りの航空行政元官僚と業者との青天井の価格、この辺の価格がいままで何一つとして検証され、話し合われてこなかったことが大きな問題とされるべきです。

工事費の検証で純粋に民間で行った場合と官主導で指定業者用に見積もられた価格とを比べてみたいものです。

さらに空港のターミナルビルや商業スペースなどは、いきなり羽田を思い出させるような商店街を作って空港販売でもうけようと、明らかに場違いな空港ビルを作ってしまう。
地域に産業や主となる観光がないにもかかわらず作ってしまう。
これではいくら地元がお金を負担しても追いつくはずがありません。

また利用客の需要見積もりにしても、役人の希望的な見積もりであり、実際にふたを開けてみればほとんどの空港は、当初の需要見積もりを下回った利用客数になっています。こんなすごい利用見積もりがあれば、ちょっと店でも出店しようかとなりますよね。
最近の静岡空港、茨城空港などのこの資料は是非とも比較対象をしたいところです。
民間の考える需要見込みと官が考える見積もりには、驚くような差があるからです。

要するに、今問題になっている点は飛行場は機能しなくてもよい、大きいものを作ってその工事費さえ大企業に入ればよい、運営の赤字は国や地方が出してくれるという、その考え方です、(ダム工事もそんなものだったんでしょうかね?)
あまりにも大きな金額がかかりすぎるということなんです。現実離れした見込み客に見合う大盤振る舞いの空港施設。。。

戦後の回復期には、公共事業の額が経済を引っ張っていた意味もありこの思考も必要ですが、今となってはいささか時代遅れといえるでしょう。

だから、上越には飛行場なんていらないんだよ。とはここでは考えないでください。
(是非ともお願いします。。。)

その地域に適したサイズで、将来の航空交通網の発展を見据えた、上越地域にフィットしたサイズの空港を何とか建設しようとしているんですから。

ロッキードが、DC10を売り込んできた時期と、日本に空港がどんどんできはじめた時期とは関連性が高いとの話もありますが、(アメリカは飛行機を売るためには日本にたくさんの飛行場があり航空路がどんどんできれば、それに伴って機体の需要が増すと考えたため、政治的な工作をも含めて、コーチャンかピーナッツか知りませんが、大きな政治的な力働かせたともいわれています。)

それを実際に実施したのが霞ヶ関であり、自民党時代に官僚政治に明け暮れたつけがようやく今になって回ってきたともいえます。ですから、以前の飛行場建設のスタンスとはまた違った考え方が今後の飛行場建設には必要ともいえるのです。

とはいえ、現実は既存の空港は(ほとんどの空港は)赤字決済ということで、なんとか黒字にすべく、今、様々な努力がされています。

元来空港と観光との結びつきは、【非常に強い】ものがあり能登空港なども数日前に観光キャンペーンなどが報道されました。現状では苦戦の空港ですが、廃止にならない限り地元に対しては、やはり【航空路を持っている強みというものは、将来必ずその恩恵にふれることができる】と思われるのです。

能登空港がんばれといいたいですね、富山空港もがんばってますね。
富山空港の記事は、つい最近の上越タイムスにも載ってましたが、上越空港って名前も記事になってほしいですよね。

>> 佐渡−羽田間の航空路

追記ですが。
下記の項目にもおりにふれて、今後考察してゆきたいと思います。
航空界は日本だけではなく世界的にも大きな変換点にきています、上越に最適の航空窓口とはどんな形がよいのでしょうか、ご意見も是非お寄せください。

平成22年1月8日 記

★オープンスペース
★新型のボーイング787と三菱MRJ
★国際的な都市間競争(フラッグシップの衰退)
★近未来の航空行政−日本と世界

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