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【平成28年3月16日柳沢周治議員の発言と市長の答弁】
柳沢市議 市議会発言(春日山関連のみ)


文化行政課、観光振興課作成の市長答弁書(PDFファイル 1.30MB)


■市長答弁についての所感

上越地域の観光振興策の一環として、知名度も全国的な「春日山」をより有効に活用をするべきであり上越市観光の大きな目玉として「春日山城一部復元」という事業の検討に入るべきではないか、との質問に対し市長の回答がありました。前述の文化行政課、観光振興課作成の市長答弁書も参考にご覧ください。

読者の感想は、当然その人によって異なってきますから、この答弁を良しとする意見もあろうかと思います。ただ、当ホームページ作者の感想を述べてみますと、辛辣な表現かもしれませんが、 一口に言って、市長の答弁はまるで官僚の作文ではないかと思われるくらいに夢のない回答でした。

国の史跡だから、手が出せない、ハードルが高すぎる。100年前に戻す作業でそれで良いという市の従来通りの判断です。

それでは、全国にあるお城、山城も含めほとんどが史跡指定になっていますが、そこはほとんど手が出せない状態なんでしょうか?、そんなことないでしょう。たとえば大阪城も史跡ですが、絵図1枚で建っていますよ。
そんな例は全国にたくさんあります、実際のところは、市のやる気、如何にかかっているのではないのでしょうか。

また、近世の平城に比べて、室町から戦国時代にかかる山城は決定的に資料が少なく、その復元は推定復元という方法をとらざるを得ないことが多くあります。推定復元がダメといわれてしまえば何も言えません。これは国の役人が言う言葉であって、人口減、観光衰退、資金難に悩んでいる市長の発する言葉ではないような気がします。
春日山城の資料は、まだまだ探す余地があるのではないでしょうか。

100年前にもどすという根拠はどこでしょう?、写真が1枚あるからですか?
杉を切るのは当然だと思いますが、木を切ってここが城跡地ですよといって、それを見に来る人は何人いますか?
柳沢議員の発言のほうがずっと説得力があります。

上越市の人口は確実に減っています。試算では上越市は将来消滅するなんて計算も出てきていますが。現状認識についての危機感が全くなく、具体的な大きなプロジェクトが出せない行政では、本当に上越市が消滅してしまうかも しれません。もう少し発展的で市民に夢を持たせるような返答が欲しかったですね。

謙信公生誕500年、という節目も近づいてきいています。現状では何の策も持っていないとのこと。これも悲しいばかり。
史跡指定80年を祝って、それで何か良いことがあるんですかね? 観光客が増えるんでしょうか。官民共同での事業は、上越教育大学と春日山城跡保存整備促進協議会が中心であり、市の政策をそれに従って決めているということは今回の説明でよくわかりましたが、ただきれいにしただけでは主要な観光地とはなり得ません。

今後、少しでも市の考え方が積極姿勢に変わってくれることを願っております。

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